【校章考案者の小林啓三先生】
平成19年10月吉日、玉井中学校の校長室においでいただき、玉井中学校の校章についてのお話や開校当時の生徒たちの様子等について貴重なお話を伺うことができました。
玉井中学校の校章に込められた願いは、以下のようです。
「桜の花弁」
玉井小学校の地で開校当時は、桜の木の下で勉強する“青空教室”でした。そこで、当時の桜を
基調にデザインしました。なお、花弁が4つ、花弁の先が8つあるのは、四方八方の幸福を祈願していることを表しています。また、花弁の外枠をなぞると玉井の「井」の字になります。
「花の萼(がく)の部分のまが玉」
「玉井寺の井戸から“玉”が出る。その“玉”を本堂に飾り付ければ、永遠の幸福が叶う。」という夢
を一藁住職がみて、“まが玉”を玉井寺の井戸から取り出しました。永遠の幸福を願って、その“ま
が玉”を花の萼の部分に4つ配しました。
「“中”の字の周りの黒い点々」
黒い点々の一つ一人は、大里郡玉井村を構成する全地区民の一人一人を表します。「新堀」、
「久保島」、「玉井」、「沿道」の全地区民に支えられ、全生徒・全職員と共にあることを表していま
す。
※校章は、当時、男子の帽子の記章に、女子の制服のバッジになりました。、